販促ツアーって何するの？

ふつうCDの流通ってのはメーカー（レコード会社）がレコード屋さんや問屋さんにカタログリストを出して、お店のほうでそのなかから入荷する商品を選んで注文して店頭に並べて売るわけです。TVに出たりして人気のあるアーティストなどお店側で「売れる」と判断した商品は即注文、ということになるのですがタイアップのつかない新人など知名度の低い人のCDはほっとくといつまでもお店に並ばないことになります。そこで、各レコード会社の担当営業やプロダクションのマネージャーなどがサンプル盤や販促資材（ポスターなど）を持って直接お店の仕入れ担当者に「お願いしま〜す」アピールして廻る、これが販促プロモーションです。アイドルなどルックスが売りの場合や演歌の人などはマネージャーとアーティスト本人が同行する場合もあります。

しかしながらインディーズの場合は事務所もなければマネージャーもいない、メーカーも委託なのでいっさいの販売努力をしないし本人がなんらかのアピールをしない限り作品は全く人目に触れることはありえないのですね。まさにインディペンデント。費用も当然どこからも出ませんので自前です。
半魚人の場合１枚あたりいくら、という印税契約になっていませんので売れても売れなくてもこちらの収入には無関係なので、なにも自腹切ってまでそこまですることないか、とも思ったのですが、やっぱりなるべくならひとりでも多くの人に聴いてもらいたいし誰でもどんな形でもいいから（たとえ捨てられたサンプル盤を誰かが拾って聴いたとかでも）耳にする機会を作らなくちゃ、と思いたって１０月の台風が去った翌日のある日東京を後にしたのでありました。ずお〜

…で、なんで関西なのかって？

行きまっせ〜 ♪はしれ〜はしれ〜しんかんせ〜んっ♪のぞみ型の車両ですがひかり号でっす。トクした感じ？ 朝早い新幹線の喫煙車は半分死んだ顔のビジネスマンとタバコの煙でうすらボケです。 チケットみたら窓側でラッキ〜♪とか思ったらその列あたしだけだった。のほほ〜

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