鉄道輸送がアメリカを引っぱっていた時代が確かにあったのです。かつて。

GRANITE ROCK 10号機 機回し動画 QuickTimeMovie4.6MB

かくして客車に連結すべくバック運転で登場。汽笛がとーってもイイ音してるんです。トーマスのピポーしか知らないお子さまがた、これがほんとうの汽車の汽笛なんですよお。機関士さんが手ぇ振ってくれたんだけど寸前でフレームから切れた。残念でっす。画像クリックでスタートします。

で。とりあえず客車に連結したものの。なにやら調子がよくないのかまたもと来た道を帰っちゃいました。「蒸気があがらない!」みたいなこと言ってたように聞こえましたが。単行で回送はできても客車ひっぱるほどのパワーがでないのかしら。かくして先発投手は一球も投げずにベンチにひっこんぢまいました。

やな予感的中。リリーフにディーゼル登場。連結撮ったらすぐキップ買って乗るつもりだったけどやめちゃいました。だってディーゼル…うーん。あとでRioVistaの爺さんに話したら「当然じゃ!ふざけとる!」と同意してくれましただ。
この2030号機も元米陸軍機。

ディーゼル牽引にてやっと出発動画 QuickTimeMovie4.6MB

かくしてall aboard. いってらっしゃい。鉄以外のフツーの人にとっては蒸機だろうがディーゼルだろうが関係ないやね。楽しそう。お客さんがみんな手を振ってるのはおいらが振ってるからです。やっぱ乗っときゃよかったかな。やたらカランカランとベルのうるさい機関車です。画像クリックでスタートします。

オデコライトなので我々日本人にも馴染めるスタイルですね。どうもヘソライトのカマはアメアメしてていけません。

つっても大型機がヘソライトなのは図体がデカすぎてオデコだと地面から遠すぎちゃうからじゃないのか、と推測してみたり。
想像を絶するマンモス機だらけでしたからねぇ。そーゆうのが動くのも見てみたいもんです。もうほとんど残ってないみたいですけど。

引き込み線にはUNION PACIFICの寝台車とSOUTHERN PACIFICの食堂車。動かす気配はなさげです。30分で行って帰ってこれる路線に寝台車もないもんだ。博物館に入りきれなかった所蔵物の置き場かしらん。

車庫の奥にはなにやらクラシック趣味をそそるアーチ窓の客車が。じゃなくてこれガス気動車なんですって。日本風に言うとキハニか。1911年製(95歳!)。どういう仕組みかよくわからんけどコレ、動くんですって。たまげた。鉄格子の穴の隙間から強引に撮影。

 

さらにまた別のディーゼルが待機中。さっきのグレーの2030号機も調子イマイチだったのかしらね。古いと何かと大変だ。しかしこのトラ警戒模様じゃ雰囲気もへったくれもないね。俺たちゃ貨物かい。こいつは元米軍航空隊所属。

「パパ、あれなあに?」「機関車だよ。大きいだろう。」
「ふーん。でも青くないし、顔がついてないね?」
「ふつうは顔はないんだよ、ブライアン」