★Western Railway Museum
1953年に廃止されたサクラメント・ノーザン鉄道の廃線跡を利用して作られた動態保存施設。ミュージアムと言ってはいるけど、立派な展示室とかはなくて屋外に雨ざらしで放置されているか、車庫に並べられているだけ。アメリカで鉄道博物館っていうとこっちのタイプのほうが圧倒的に多い。経営はボランティアベースで、好き者が集まって各地から廃車体を探してきてレストアして走らせてる1/1鉄道模型みたいな趣が強く、個人ベースで実際にやっちゃうところがすごい。何がすごいってその情熱がすごい。
とんでもない野っ原のど真ん中にあるので不便だけどそれでも小さな子供連れのファミリーがそこそこ。ディープな鉄ヲタもちょこちょこ。
着いたらコメット(彗星)号が待機中。コメット号はかつてのサクラメント・ノーザン鉄道の看板特急。昔風のカッコした車掌さん運転士さんはみんな仕事リタイアしたお爺ちゃんたちのボランティア。ほのぼのしてます。「最近の車椅子はモダンじゃのう」
|