母屋です。オールドアメリカンな造りの赤い屋根のかわいい建物です。正面のドアから入って$10払って乗り放題のキップもらうんですが、はっきり言ってどっからでも入れちゃいます。四方がナッシングですから。

あぁ、それにしても空が青いね。

州道12号線わきにあるこの看板だけが目印。ぶっ飛ばしてるとすぐ見落としちゃいます。おいらも行きすぎちまいました。

草原のどまんなか。なーんにもありません。ほんとに四方が地平線です。これだけ何にもないと逆に感動しちゃいます。

ココココケーッ。なんでニワトリ?飼ってるんじゃなくて近くの農家から逃げてきて居着いちゃうんですって。野ウサギもいました。電車好きな動物たち。

ピクニック広場もあるのよ。日がなのんびりしてけばいいじゃん。ね。でも吹きっさらしだから風が強いの。まんなかの木みてみて。

かわいい女の子もきてくれるのでおじいちゃん嬉しそう。

ツッコミ激しいうざい鉄ヲタじじいも来るけどね(笑・後方)

電車はSacramento Northern 62号車Birney Car。極限までコストダウンを目指した小さな小さな量産2軸単車。1920年当時のバスがわり。

サンディエゴ鉄道のために作られましたが、あまりの乗りごこちの酷さに3年で売却。サクラメント・ノーザンが二足三文で買い取って1940年の旅客営業廃止まで酷使。作った人もこんな「走るンです」が86年後の2006年にまだ走ってるなんて考えもしなかっただろね。

  

揺れまくり電車でGO! 動画 QuickTime Movie 2.2MB

86年前のお客さんも怒り出したというその最低の乗りごこちを体験してみよう!逆にジェットコースターみたいでみんな喜んでるみたい。でもしゃべってると舌かむかもよ。最後のほうで金髪の女の子が手ぇ振ってくれます。

折り返しはイス倒してね 動画 QuickTimeMovie 812KB

終点についたらイスひっくり返してね!常に寡黙な「青い鉄ちゃん坊や」のメガネ君がお手伝いです。ひとっ言もしゃべらないしニコリともしませんが電車のことなら喜んで働きます。彼の老後はここのスタッフで間違いないでしょう

ワンマン運転専用。26人乗り。ちょうど小型バスくらい。このサイズならウチに置いとけるかしら。この車輌もマニアの個人宅で保管されてたのを引き取ってきてレストアしたらしいです。

小さいといえばこの線路脇にちょこっと置かれてたミニミニレールカーにも興味あり。このくらいなら一台もっててもいいよね。動くの?「動くよ!直せばね」動かないんじゃん!